〜　2009春季リーグ戦　第５節　〜

2009年 5月16日(土)

■第５節　１戦目　　対　敬愛大学

【城】金成 ― 柏木

【敬】佐瀬 ― 座間

▽三塁打・・・浅谷【城】

▽二塁打・・・浅谷【城】

　最終節となる、第５節１戦目対敬愛大学。城西国際大学の先発投手は金成。

　初回、城西国際大は先頭打者の淵田がレフト前ヒットで出塁し、次打者の渡辺が送りバントを決め、１アウト２塁とし得点圏にランナーを進める。しかし、後続が続かずこの回は無得点に終わった。

　２回、先制したのは城西国際大。１アウトランナーなしから、６番浅谷が左中間を破るスリーベースヒットで塁に出ると、続く７番鈴木(祥)のライトへの犠牲フライで、１点を先制した。

　城西国際大投手金成は、５回まで敬愛大打線相手に死球１つと、セーフティーバントを含むヒット３本を許すが、６回以降完璧なピッチングを見せた。

　最終回、城西国際大は１アウトから、２番渡辺がセーフティーバントで出塁すると、３番柏木のセンター前ヒットで１・３塁とチャンスを広げる。ここで、途中出場の岡本がスクイズを決め、追加点をあげる。

　その裏、投手金成が敬愛大打線を３人で抑え、試合終了。城西国際大学は、１戦目を勝利で飾った。
　　

2009年 5月17日(日)

■第５節　２戦目　　対 敬愛大学

【敬】加瀬(貴)、佐瀬 ― 座間

【城】村岡、滝川、山口、金成 ― 柏木

▽二塁打・・・渡辺【城】

　１勝で迎えた２戦目、先発を任されたのは村岡。

　初回村岡は先頭打者にセンター前へヒットを打たれ、続くバッターに四球、さらに送りバントで１アウト２・３塁。敬愛大は、すかさずスクイズを試みるも２度失敗し、村岡はこのバッターをセンタライナーに打ち取り、２アウト２・３塁とする。しかしここで、村岡の痛恨の暴投で敬愛大に先制されてしまう。

　追う城西国際大は、先頭の淵田が四球で歩くと、２番渡辺のファーストゴロの間に、淵田が２塁に進みチャンスを広げる。だが、３番柏木が三振に倒れてしまい、２アウト２塁。しかし、４番鈴木（智）がレフト前へのヒットで同点とした。さらに続く浅谷も、レフト前にヒットを放ち、逆転のチャンスを作る。しかし、６番伊藤がセカンドゴロでこの回を終了する。

　続く２回、投手村岡は先頭をサードゴロで打ち取るが、続くバッターを２ストライクに追い込むものの死球を与え、さらに送りバントをファースト伊藤の悪送球で、１アウト２・３塁とピンチを作る。相手の打者は敬愛大１番。２ボールから投げた３球目をショートゴロに打ち取り、さらにショート長谷川の好守備によりホームでタッチアウト２アウト。続くバッターをセカンドライナー、何とか０点に抑えた。

　ピンチを切り抜けた城西国際大は、先頭の鈴木（祥）がセカンドへの内野安打で塁に出る。さらに、８番永野の送りバントで１アウト２塁。さらに９番長谷川がセンター前に弾き返しチャンスを広げる。しかし、１番淵田がセカンドゴロとなり、ゲッツー崩れの間に１点。さらに、２アウト１塁から２番渡辺が左中間へのツーベースヒットを放ち、１塁ランナーの淵田がホームを狙うも、タッチアウトとなるが勝ち越しに成功した。

　３回は両チームとも３者凡退となり、４回。投手村岡は先頭をヒットで出すものの、後続をきっちり抑え流れを作る。

　その裏、城西国際大は、６番伊藤・７番鈴木（祥）が凡打で倒れたが、８番永野・９番長谷川・１番淵田のヒットで２アウト満塁とし、迎えるバッターは渡辺。１ボールからの２球目、打球は内野と外野の間に落ちる、ヒットで２人還り、敬愛大を突き放す。

　しかし、５回村岡は敬愛大の先頭打者にセーフティバントを決められ、さらに送りバントと暴投で１アウト３塁とされ、４番に犠牲フライを打たれ１点を返される。続くバッターに四球、さらに次のバッターにはセンター前に運ばれ、ランナーは３塁に進み、打ったバッターは、センター浅谷の悪送球の間に２塁に進んだ。ここで城西国際大は、ピッチャーを村岡から３年の滝川へ。しかし、続くバッターにセンター前にヒットを打たれ、１点。２塁ランナーもホームを狙うがセンター浅谷の好返球でタッチアウトになる。これで１点差となる。

　その後は敬愛大投手加瀬と、佐瀬に抑え込まれる。しかし、城西国際大も山口・金成と４人の継投で逃げ切り、最終節勝ち点を取り、順位を３位に上げ春季リーグ戦を終えた。